熱赤外線計測技術によるコンクリート構造物内空隙・鉄筋の判読に関する基礎的研究

  • 柳内 睦人
    社団法人 土木学会 日本大学 生産工学部土木工学科
  • 魚本 健人
    社団法人 土木学会 東京大学 生産技術研究所第5部

書誌事項

タイトル別名
  • FUNDAMENTAL STUDIES ON THE USE OF HEAT-INFRARED RAY TECHNIQU TO DETERMINE THE CONDITION OF VOIDS AND REINFORCEMENT IN CONCRETE STRUCTURES
  • ネツ セキガイセン ケイソク ギジュツ ニ ヨル コンクリート コウゾウブツナ

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抄録

本論文は, 熱伝導率の異なる球形物体を内部に埋設した供試体を用い, その表面を人工的に一定時間加熱した後の冷却時における表面温度分布を熱赤外線センサで測定し, 時系列的に得られる熱画像から, 表層部の多孔質な部分, 空洞および鉄筋の位置, 形などが定量的に判読できることを明らかにした. また, 熱拡散方程式の境界要素法による非定常熱伝導現象の数値的シミュレーションを行い理論的に検証したものである.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1992 (442), 91-100, 1992-02-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (20)*注記

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参考文献 (2)*注記

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