台湾産ブンチョウの羽色の表現型とその活用法
書誌事項
- タイトル別名
-
- タイワンサン ブンチョウ ノ ハイロ ノ ヒョウゲンガタ ト ソノ カツヨウホウ
この論文をさがす
抄録
台湾産白ブンチョウの羽色の表現型を調査し、国内における白ブンチョウの生産性向上のために利用できるか検討した。 1.台湾産白ブンチョウは桜(有色)に対し劣性である白の遺伝子をホモ型で保有していると推定された。 2.台湾産白ブンチョウ羽色の特徴としては、弥富産白文鳥雛にある黒い刺し毛が全くなく、純白であった。 3.台湾産白ブンチョウと弥富産桜ブンチョウの交配から発生した子はすべて桜ブンチョウの羽色で多量の白い刺し毛が存在していた。したがって、台湾産白ブンチョウは弥富産白ブンチョウが持つ桜(有色)に対し優性で、致死作用のある遺伝子(Wh)を保有していないと推定された。 そのため、台湾産白文鳥同士を交配することにより、白ブンチョウの生産性と品質を向上させることが期待された。
収録刊行物
-
- 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center
-
愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (33), 331-334, 2001-12
長久手 : 愛知県農業総合試験場
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282813643713280
-
- NII論文ID
- 40005504893
-
- NII書誌ID
- AN00381852
-
- ISSN
- 03887995
-
- NDL書誌ID
- 6248410
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles