セル生産による生産性増大の原理

• 小沢 浩

  西南学院大学商学部

書誌事項

タイトル別名

• セル セイサン ニ ヨル セイサンセイ ゾウダイ ノ ゲンリ

抄録

　作業統合を特徴とするセル生産は，分業を特徴とするライン生産と対置され，形態の類似性からボルボの生産方式に例えられることがある．しかし，ボルボ方式とセル生産は生み出された背景が異なる．その上，ライン生産は分業という技術的側面から，セル生産は人間関係論的な側面からと説明原理を使い分けることは適当ではない．そこで，本稿では，セル生産による生産性増大の仕組みを分業論との整合性を図りながら説明する．

収録刊行物

• 組織科学

  組織科学 38 (3), 55-65, 2005-03-20

  特定非営利活動法人 組織学会

キーワード

• セル生産
• 改善活動
• 生産性
• 分業
• 習熟

詳細情報

• CRID: 1390292948144714240
• NII論文ID: 40006715598
• NII書誌ID: AN00135007
• DOI: 10.11207/soshikikagaku.20220802-43
• ISSN: 2187932X
• ISSN: 02869713
• NDL書誌ID: 7321896
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/7321896
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7321896
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可