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- 小笠原諸島における固有トンボの減少
- decrease in endemic odonates in the Ogasawara Islands Japan
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Abstract
小笠原諸島には多くの固有種が生息している。しかし、環境破壊による生息地の減少や外来種の侵入による個体数の減少によって、多くの固有種が消滅している。固有トンボも絶滅の危機に瀕している種の一つである。環境破壊により幼虫の生息地である水域が減少し、その結果、固有トンボが絶滅の危機に瀕しているのであれば、人工的に水域を設けることによって個体数の減少を食い止め、固有種の絶滅の危機を救うことが出来る。そこで、トンボの生息地として小笠原諸島の父島と兄島に人工的な池を造り、トンボの個体数を増やすことが可能かどうか検証した。自然の池では、兄島と弟島でのみ固有トンボの生息を確認することが出来た。兄島に設置した人工の池にも固有種が生息していたことから、人工の池は固有トンボに生息場所を提供できると考えられた。しかし、父島ではトンボ類の生息を確認することが出来なかった。この島には外来種であるカダヤシやグリーンアノールが生息しており、これらがトンボの幼虫や成虫を捕食しているものと考えられた。父島での固有トンボの保全には外来種の駆除が必要と考えられた。
Journal
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- 森林総合研究所研究報告
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森林総合研究所研究報告 4 (1), 45-51, 2005-03
つくば : 森林総合研究所
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763618435840
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- NII Article ID
- 40006734164
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- NII Book ID
- AN10164318
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- ISSN
- 09164405
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- NDL BIB ID
- 7328970
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- Text Lang
- en
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles