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- 松原 康介
- 日本学術振興会特別研究員
書誌事項
- タイトル別名
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- Modernization of Habous and the spreading of Habous projects in Morocco under the French protectorate
- フツ ホゴリョウキ モロッコ ニ オケル ハブス ノ キンダイカ ト ハブス ジギョウ ノ テンカイ
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抄録
本稿では、ハブスの近代化とハブス事業の創始、そして各都市における展開を考察し、ハブス事業の歴史的意義を明らかにする。旧市街のハブスとは、高密集積した住宅や店舗を物理的に長く存続させたと同時に、公的施設の維持・運営をも担い都市社会の成熟に寄与した仕組みであり、物件と施設からなる一つの都市組織を伴うものであった。保護領政府は、制度の簡略化と国家による一元的な管理を中心とした改革を実施したが、その結果、物件と施設の結びつきは間接的となった。保護領時代のハブス事業は、旧市街の再生や郊外地の建設といった、その時々の喫緊の課題への対処として立案されたものが多く評価に値する。また、ブ・キジザット通りやフナ広場のように、新市街や郊外地の建設といった大きな都市計画の粗さを修繕するような要衝でも実施された。ハブスは、急速に拡大・変容する市街地を内的に組織化することで、独自の近代化を可能としている。ハブス事業はその枠組みを準備したと言える。
収録刊行物
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- 都市計画論文集
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都市計画論文集 40.3 (0), 289-294, 2005
公益社団法人 日本都市計画学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204214650880
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- NII論文ID
- 130006776191
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- NII書誌ID
- AN10276504
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- ISSN
- 21850593
- 09160647
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- NDL書誌ID
- 7849118
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可