テアニンの投与や摂取が自律神経系および脳機能へ及ぼす作用

• 寺島, 健彦

• 山田, 貴史

• 奥山, 聡

• 横越, 英彦

書誌事項

タイトル別名

• テアニン ノ トウヨ ヤ セッシュ ガ ジリツ シンケイケイ オヨビ ノウ キノウ エ オヨボス サヨウ

抄録

茶の成分の一つであるテアニンの生理作用、特に脳機能が関係する生体反応（自律神経活動）や脳機能へ与える作用について、ラットを用いて研究を行った。（1）テアニンの投与は自律神経活動のマーカーである副腎からのアドレナリン分泌に影響を及ぼし、その作用様式は投与濃度により異なることが明らかとなった。（2）テアニンを摂取していることで、両側頸静脈閉塞によって引き起こされる学習能力の低下が抑えられた。（3）テアニンの長期摂取は、脳卒中の発症を遅らせ、その際に起こる組織障害を抑制することが明らかとなった。

収録刊行物

• 静岡県茶業試験場研究報告

  静岡県茶業試験場研究報告 (25), 61-67, 2006-03

  菊川町 (静岡県) : 静岡県茶業試験場

詳細情報

• CRID: 1050564288650047232
• NII論文ID: 40015300728
• NII書誌ID: AN00102711
• ISSN: 03889114
• NDL書誌ID: 8677449
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010740358
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8677449
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: journal article
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles