福島県猪苗代湖における水環境保全事業での水田地域水質実態調査と現地の取組み

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  • フクシマケン イナワシロコ ニ オケル ミズ カンキョウ ホゼン ジギョウ デノ スイデン チイキ スイシツ ジッタイ チョウサ ト ゲンチ ノ トリクミ

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抄録

国内第4位の面積をもち福島県のほぼ中央部に位置する猪苗代湖は、公共用水域水質測定におけるCOD値が0.7mg/L(2005年度)と全国屈指の清冽さを誇る。2002年、福島県では、全国で初めて、湖沼水環境汚染の未然防止の視点に立った「福島県猪苗代湖及び裏磐梯湖沼群の水環境の保全に関する条例」が公布された。農業分野においても、「水環境にやさしい農業モデル実証事業」(2002〜2006年。以下、事業)により、農業系からの環境負荷物質の排出を削減する水環境に配慮した農業を積極的に推進することとなった。ここでは、当事業で行われた猪苗代湖湖岸水田地域での水質実態調査の調査結果と、事業実施による現地生産者の取組みについて報告する。

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