瀬戸内海大崎上島沿岸域より採集された造礁サンゴの1種キクメイシモドキOulastrea crispata(キクメイシ科Faviidae)

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タイトル別名
  • セトナイカイ オオサキ カミジマ エンガンイキ ヨリ サイシュウサレタ ゾウショウ サンゴ ノ 1シュ キクメイシモドキ Oulastrea crispata キクメイシカ Faviidae

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抄録

キクメイシモドキは、キクメイシ科の中でも最も北に生息する種である。これまでに、日本でもいくつかの報告があるが、瀬戸内海での生息に関する知見は、非常に少なく断片的である。このたび、造礁サンゴの一種であるキクメイシモドキを、瀬戸内海の大崎上島沿岸において観察、採集した。本種は、水深1-3mの砂泥上に生息し、概ね2-10cmの小群体で確認された。同島の他の沿岸域でも観察されたことより、本種はこの海域に広く分布しているものと考えられる。

収録刊行物

  • 生物圏科学

    生物圏科学 46 1-4, 2007-12

    東広島 : 広島大学大学院生物圏科学研究科

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