耕畜連携システムの開発導入に関する経済評価  [in Japanese] Economic evaluation of the introduction and studies on the combination system of crop cultivation and livestock farming  [in Japanese]

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Abstract

本稿はアンケート調査をもとに、耕畜連携によって行われる飼料イネを軸とした循環型のリサイクルシステムと、そのシステムの開発・研究について経済評価する。このシステム開発は、食料自給率の向上にも貢献し、窒素過多に関する環境問題の解決策として期待される。さらに、耕畜連携システムの構築・導入が進められた背景には、休耕や耕作放棄が進んでいる水田の土地利用の問題も反映している。分析の結果、地元産、飼料イネ使用牛、安価であることを重視する国民ほど補助への支払い意志が強いこと、および味やブランドを重視する高級志向の国民ほど支払い意志が低くなることも明らかになった。よって高級志向者にも対応できる牛肉の生産やマーケティングが必要であると考えられる。また、耕畜連携システムの開発、農家補助に対してある程度国民からの合意が得られたといえる。国民は環境にやさしい農業の支援として、消費などの経済活動においても十分に貢献する意志を持っている。しかし経済活動のみでは国民の環境質への貢献について十分活用できない恐れがあると考えられる。そのため、大学等の研究開発についてもこれらの国民の期待に沿うように、総合的に実施する必要があると考えられる。

Journal

  • 農村研究

    農村研究 (106), 13-21, 2008-03

    東京農業大学農業経済学会

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    40015914736
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00202024
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    03888533
  • NDL Article ID
    9422167
  • NDL Source Classification
    ZR8(科学技術--農林水産--農産--農業経済学)
  • NDL Call No.
    Z18-420
  • Data Source
    NDL  JASI 
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