ホトケドジョウに適した魚道の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- ホトケドジョウ ニ テキシタ ギョドウ ノ ケントウ
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抄録
ホトケドジョウに適した魚道を検討するため、カスケードM型と千鳥X型を用いて試験を行った。魚道の幅を30cm、傾斜を10°、流量を250と500ml/sとして、2時間おきに遡上数を計数した。結果は当歳魚および1歳魚ともに、千鳥X型がカスケードM型より遡上率が高かった。また、幅30cmの魚道では、流量が多い方が遡上を促進した。カスケードM型で魚道の幅を30cmから15cmに狭め、125、250、500ml/sの3通りの流量で試験を行ったところ、250ml/sの遡上率が改善された。本種の体高に対して、90%以上の水深を確保できれば、カスケードM型でも対応できる可能性が示唆された。ホトケドジョウの遡上と時刻との関係を解明するため、千鳥X型魚道を用いて試験を行った。試験開始時間を12時、18時、0時、6時の4通りに設定し、それぞれ6時間、魚を遡上させた。当歳魚は昼間と夜間の遡上数に差はなかったが、1歳魚は夜間に多く遡上した。また、各時間帯ともに、試験開始直後の2時間に多くの遡上がみられた。
収録刊行物
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- 神奈川県水産技術センター研究報告
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神奈川県水産技術センター研究報告 (3), 87-95, 2008-03
三浦 : 神奈川県水産技術センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338703680128
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- NII論文ID
- 40016239610
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- NII書誌ID
- AA1215535X
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- ISSN
- 18808905
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- NDL書誌ID
- 9644070
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles