豊平川流域森林地域における2008年ヒグマ生息状況調査

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  • トヨヒラガワ リュウイキ シンリン チイキ ニ オケル 2008ネン ヒグマ セイソク ジョウキョウ チョウサ

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抄録

ヒグマの生息状況を明らかにするために、札幌市定山渓国有林において2008年6月23日から10月23日までの23日間に506kmの林道走行調査を行い、13箇所で爪跡、20箇所で食痕、2箇所で足跡のほか28個のフンを発見した。林道走行距離1km当たりの痕跡発見頻度は、爪跡が0.026箇所、食痕が0.040箇所、フンが0.055個であった。6月から8月に発見された24個のフン分析と食痕の調査から、この時期にはアキタブキ葉柄とセリ科草本、ウドなどの高茎草本の茎部とアリ類の利用が多いと考えられた。

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