島根県内黒毛和種繁殖雌牛の産肉能力(枝肉重量、脂肪交雑基準値)に関する検討

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  • 島根県内黒毛和種繁殖雌牛の産肉能力(枝肉重量、脂肪交雑基凖値)に関する検討
  • シマネ ケンナイ クロゲワシュ ハンショク メウシ ノ サンニク ノウリョク エダニク ジュウリョウ シボウ コウザツ キジュンチ ニ カンスル ケントウ

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抄録

2009年8月までに収集した黒毛和種の枝肉記録36,871件を用いて枝肉重量及び脂肪交雑基準値の育種価を推定した。推定した育種価を用いて2008年1月から2009年12月までに島根県内市場に上場した子牛の父牛(種雄牛)と母牛(繁殖雌牛)の平均育種価を求めた結果、父牛が母牛に比べて枝肉重量及び脂肪交雑基準値ともに高かった。枝肉重量育種価のバラツキは父牛が母牛に比べて大きく、脂肪交雑基準値育種価のバラツキは、母牛が父牛に比べて大きかった。繁殖雌牛の母方祖父牛の生年別平均育種価は、1989年以降(平成)生まれが1988年以前(昭和)生まれに比べて枝肉重量、脂肪交雑ともに高かった。2009年3月の島根中央子牛市場名簿から求めた繁殖雌牛の父牛、母方祖父牛及び曾祖父牛の平均年齢は、それぞれ21.3才、28.4才、34.3才であり、2009年3月のM県、2009年9月のT県及びO県の子牛市場名簿から求めた平均年齢に比べていずれも高かった。

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