小輪系ユリ「プチフレーズ」、「プチブラン」、「プチルナ」及び「プチロゼ」の育成

• 尾関, 仁志

• 光永, 拓司

• 藤田, 淳史

• 松本, 哲朗

書誌事項

タイトル別名

• ショウリンケイ ユリ プチフレーズ プチブラン プチルナ オヨビ プチロゼ ノ イクセイ

抄録

アジアティックハイブリッドとヒメユリを花柱切断法で交配し、胚珠培養技術を用いて、小輪タイプの新品種「プチフレーズ」、「プチブラン」、「プチルナ」および「プチロゼ」を育成した。各品種の特性は、以下のとおりである。1．「プチフレーズ」は、花の直径が約11cmと小さく、花色が淡黄ピンクで、花被の斑点が小さく目立たない。2．「プチブラン」は、花の直径が約11cmと小さく、花色が黄白で、花被の斑点が小さく目立たない。3．「プチルナ」は、花の直径が約10cmと小さく、花色が明黄で、花被の斑点は全くない。4．「プチロゼ」は、花の直径が約12cmと小さく、花色が鮮紫ピンクで、花被の斑点は全くない。5．切り花栽培には4品種とも球周8cm以上の球根を用い、5℃で冷蔵処理した球根を10月下旬から11月に定植すると、到花日数は「プチフレーズ」が120〜130日、「プチブラン」が約130日、「プチルナ」が105〜115日、「プチロゼ」が125〜135日となる。6．球周10〜12cmの球根を母球として増殖すると、切り花栽培用の球根が「プチフレーズ」は0.5球、「プチブラン」は約4球、「プチルナ」は約10球、「プチロゼ」は約9球増殖される。

収録刊行物

• 山口県農林総合技術センター研究報告

  山口県農林総合技術センター研究報告 (1), 37-45, 2010-03

  山口 : 山口県農林総合技術センター

キーワード

• lily
• interspecific hybrids
• ユリ
• 種間雑種

詳細情報

• CRID: 1050001338713948160
• NII論文ID: 40018736091
• NII書誌ID: AA12476648
• ISSN: 21850437
• NDL書誌ID: 11013820
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010792298
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I11013820
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: journal article
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles