ロシア民族学博物館所蔵のクマ祭資料

書誌事項

タイトル別名
  • The Collections of Bear-Festival in the Russian Museum of Ethnography
  • ロシア民族学博物館所蔵のクマ祭資料--オビ・ウゴール(ハンティ、マンシ)篇
  • ロシア ミンゾクガク ハクブツカン ショゾウ ノ クママツリ シリョウ オビ ウゴール ハンティ マンシ ヘン
  • (1) Ob’Ugrians (Khanty-Mansi)
  • オビ・ウゴール(ハンティ、マンシ)篇

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抄録

本稿で取りあげられているハンティ、マンシは西シベリアのオピ川中下流域に居住する民族で、その註語はウラル語族のウゴール語派に分類される。そのために両者はオピ・ウゴールとも呼ばれ、同じ語派に含まれるマジャール(ハンガリー)語と区別される。居住地域によっておおまかに北ハンティ、マンシと東ハンティが区別されている。前者はオピ川下流域のハンティ、その支流ソシヴァ川とリャピナ川流域のマンシを指し、後者はオビ川の東側地域に分布するハンティである。伝統的には漁労と狩猟を主な生業としてきたこの二つの民族はその依拠する川の名によってローカルグループが識別されてきた。本稿でもソ連・ロシアの学会における慣例により原文にしたがって、川名を冠してイルティッシュ・ハンティ、リャピン・マンシ、北ソシヴァ・マンシ、カズイム・ハンティ、アガン・ハンティ、ユガン・ハンティとする。(地図参照)

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