事件発生時，生後から思春期と成人であったカネミ油症検診者の骨密度の差

DOI 機関リポジトリ HANDLE HANDLE Web Site ほか1件をすべて表示 一部だけ表示 オープンアクセス
  • 吉村 俊朗
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科リハビリテーション科学分野
  • 川崎 涼子
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科リハビリテーション科学分野
  • 中野 治郎
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科リハビリテーション科学分野
  • 枡田 智子
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻
  • 徳田 昌紘
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻
  • 中田 るか
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻
  • 片岡 英樹
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科リハビリテーション科学分野
  • 佐賀里 昭
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻
  • 沖田 実
    長崎大学大学院医歯薬学総合研究科リハビリテーション科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Differences in the Bone Mineral Density in Patients with Kanemi Yusho Treated before and after the Age of 18 Years
  • ジケン ハッセイジ セイゴ カラ シシュンキ ト セイジン デ アッタ カネミユショウ ケンシンシャ ノ コツミツド ノ サ

この論文をさがす

抄録

PCB やダイオキシンは，骨代謝に影響を及ぼし，骨粗鬆症を誘発する可能性が指摘されている．しかし，一定の見解はない．長崎県のカネミ油症検診者を対象とした検討では，検診者の30% に骨粗鬆症が認められ，骨量減少群は25％に認められた．しかし，PCB やダイオキシン類が骨粗鬆症を誘発する，もしくは骨代謝に影響を及ぼすかどうか不明である．また，PCB などの骨代謝への影響は人の発育時期でも異なる可能性を考慮し，長崎県カネミ油症検診者をカネミ油症事件発生時18 歳以下と19 歳以上の2 群に分けて，骨密度と骨代謝の影響を検討した．

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ