被災住民のエンパワメント形成支援による地域再生の可能性と課題 : 岩手県陸前高田市におけるフィールドワークをとおして

書誌事項

タイトル別名
  • ヒサイ ジュウミン ノ エンパワメント ケイセイ シエン ニ ヨル チイキ サイセイ ノ カノウセイ ト カダイ : イワテケン リクゼンタカダシ ニ オケル フィールドワーク オ トオシテ
  • Possibility and Problem about Resuscitation of Community by the Support producing the Empowerment to the People damaged the Earthquake disaster : through the Fieldwork in Rikuzentakata area of Iwate prefecture

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抄録

type:Article

陸前高田地域再生支援研究プロジェクトは、東日本大震災において岩手県で最も甚大な被害にあった陸前高田市において、被災住民自身が地域の再生、生活再建に向けてその課題を話し合い、主体的な取り組みを行うことを支援しつつ、仮設住宅および被災地域におけるコミュニティの形成のあり方を共に模索しながら、今後の復興における地域再生のモデルづくりに寄与することを目的として、今日まで活動を続けている。本稿は、陸前高田市における被害状況と健康・生活調査等から見えてきた課題について述べるとともに、本プロジェクトによる被災住民に対するアンケート調査やワークショップの実施、特に、市内に建設された53の仮設住宅団地の自治会長等へのインタビュー調査、仮設住宅団地の役員情報交換会の開催などのフィールドワークを通し、復興計画策定のプロセスを踏まえ、これからの東日本大震災の被災地の地域再生に向けて、その可能性と課題を探求している。

収録刊行物

  • 現代福祉研究

    現代福祉研究 12 201-216, 2012-03-01

    法政大学現代福祉学部現代福祉研究編集委員会

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