次世代アルツハイマー病治療薬候補の1つであるγセクレターゼ・モジュレーターの理論と開発状況について

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タイトル別名
  • Action of gamma-secretase modulators and pathology of Alzheimer disease
  • ジセダイ アルツハイマービョウ チリョウヤク コウホ ノ 1ツ デ アル gセクレターゼ ・ モジュレーター ノ リロン ト カイハツ ジョウキョウ ニ ツイテ

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抄録

アルツハイマー病(AD)の根本的治療薬の開発が積極的に行われている。大切なことはADは臨床的に発症する前に病理過程としてはほぼ終着点に到達しているらしいことである。当然のことながら,治療とは臨床症状の改善という意味であり,予防とは今後の臨床症状の出現を防ぐことであるが,この事実のためADの場合それらの言葉で適切にコミュニケーションすること自体が難しい。いわゆる予防にあたる治療介入をして,治療と考えるべきなのである。ここでは「AD治療薬の外観」,「次世代AD姑息治療薬の外観」,「次世代AD根治薬の開発にあたっての問題点」,「次世代AD根治薬の外観(戦略・種類・長所・短所など)」,「次世代AD根治薬の現状」,「GSMの作用とその機序」,「Aß42産生比率の重要性」に分類してAD治療薬開発の現状について記した。

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