タブレット端末による高齢者の生活様式のモニタリングの評価と認知症の早期発見を目指した解析手法の提案

書誌事項

タイトル別名
  • タブレット タンマツ ニ ヨル コウレイシャ ノ セイカツ ヨウシキ ノ モニタリング ノ ヒョウカ ト ニンチショウ ノ ソウキ ハッケン オ メザシタ カイセキ シュホウ ノ テイアン
  • 特集号投稿論文

この論文をさがす

抄録

我が国の高齢化率は世界的にも類を見ない早さで上昇しており,高齢者の見守りが必要不可欠であると報告されている.一方で,高齢者のインターネットの利用率が向上しているという報告からは,高齢者にとって情報システムが身近なものになりつつあると推測することができる.これらの背景から,我々は,従来のモニタリングを主体とする見守りの手法ではなく,高齢者自らが情報システムを利用する形式の見守り活動を進めている.また,この情報システムの利用記録を用いた認知症の早期発見の可能性にも着目して,情報システムの開発や利用記録の解析を進めている.本論文では,2012年2 月に実施したAndroid 端末による高齢者向け情報システムの実証実験の評価結果を報告し,情報システムの利用記録を用いて高齢者の認知機能の低下を検知するための解析手法を提案する.

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ