運動課題と認知課題の二重課題干渉効果

  • 城野 靖朋
    県立広島大学大学院総合学術研究科保健福祉学専攻 白須整形外科クリニック
  • 金井 秀作
    県立広島大学保健福祉学部理学療法学科
  • 後藤 拓也
    県立広島大学大学院総合学術研究科保健福祉学専攻
  • 原田 亮
    県立広島大学大学院総合学術研究科保健福祉学専攻
  • 藤高 祐太
    県立広島大学大学院総合学術研究科保健福祉学専攻
  • 谷出 康士
    JA 尾道総合病院
  • 長谷川 正哉
    県立広島大学保健福祉学部理学療法学科
  • 大塚 彰
    県立広島大学保健福祉学部理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of dual task interference between motor task and cognitive task
  • ウンドウ カダイ ト ニンチ カダイ ノ ニジュウ カダイ カンショウ コウカ

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抄録

本研究では運動課題にタンデム立位保持課題,認知課題にストループ干渉課題を用いて,各課題パフォーマンスが受ける二重課題干渉効果について検討した。健常成人60名を対象とし,タンデム立位保持課題を重心動揺で評価し,ストループ干渉課題を正答数で評価した。それぞれ単一課題で評価した後,同時遂行課題で評価した。二重課題干渉効果で運動課題パフォーマンスは向上し,認知課題パフォーマンスは低下した。このことから本研究の課題設定では,運動課題の高いパフォーマンス発揮のために,多くの注意資源は必要でないことが示唆された。

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