総合的な学習の時間と教科をつなぐESDの実践

書誌事項

タイトル別名
  • Education for Sustainable Development Practices by Linking Integrated Learning and Subjects:
  • シンポジウム 総合的な学習の時間と教科をつなぐESDの実践 : ESD関連カレンダーを活用して
  • シンポジウム ソウゴウテキ ナ ガクシュウ ノ ジカン ト キョウカ オ ツナグ ESD ノ ジッセン : ESD カンレン カレンダー オ カツヨウ シテ
  • Through Practical Use of ESD Linkage Calendar
  • ― ESD 関連カレンダーを活用して ―

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抄録

広島県福山市立駅家西小学校は,総合的な学習の時間と教科をつなぐことに注目し,ESDの実践を進めている。ESD の教育課程では,「環境」「多文化・国際理解」「人権・平和」の3つの領域を設定し,低・中・高学年で子どもにつけたい力を整理している。また,各教科・領域等に含まれるESD の教育内容を一覧にし,内容同士のつながりの理由を明示した「ESD 関連カレンダー」を作成している。ESD の授業では,つながりをキーワードとした授業づくりの視点(自分と学びとのつながり,内容のつながり,自分と他者とのつながり)を掲げ,授業の内容や方法に視点を反映させている。実践の結果,子どもの自己肯定感が高まった。この成果に,自律心や責任意識が身についたことが関係していると考えられた。

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