新しい批判的図書館研究としての「場としての図書館」("Library as Place")研究 : その方法論を中心にした考察

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書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the New and Critical Methodology of "Library as Place"
  • アタラシイ ヒハンテキ トショカン ケンキュウ ト シテ ノ 「 バ ト シテ ノ トショカン 」("Library as Place")ケンキュウ : ソノ ホウホウロン オ チュウシン ニ シタ コウサツ

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抄録

「場としての図書館」研究は,「利用者の生活」という下からの視点と,現在学術的,社会的に注目されている「場」という研究課題を得たことによって,学際的な新しい研究方法と批判的な解釈を展開することとなった。本稿は,同研究の研究意義,研究方法,特色について,具体的な概念や研究例をあげて検討し,その高い学術的価値を明らかにする。方法論として,人文地理学,カルチュラル・スタディーズ,エスノグラフィー,批判的実証主義,そして研究の枠組みとして,「第三の場」「社会関係資本」などを取り上げる。

収録刊行物

  • 図書館界

    図書館界 66 (4), 268-285, 2014

    日本図書館研究会

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