生活道路における防犯上の安心・不安感に関する意識構造分析―街路空間及び住民の地域との繋がりに着目して―

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タイトル別名
  • STRUCTURAL ANALYSIS OF THE SECURITY AND FEAR FOR CRIME PREVENTION IN RESIDENTIAL AREA—CONCERNING STREET SPACE AND THE LOCAL COMMUNITY—
  • セイカツ ドウロ ニ オケル ボウハン ジョウ ノ アンシン ・ フアンカン ニ カンスル イシキ コウゾウ ブンセキ : ガイロ クウカン オヨビ ジュウミン ノ チイキ ト ノ ツナガリ ニ チャクモク シテ
  • STRUCTURAL ANALYSIS OF THE SECURITY AND FEAR FOR CRIME PREVENTION IN RESIDENTIAL AREA—CONCERNING STREET SPACE AND THE LOCAL COMMUNITY—

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抄録

安全・安心なまちづくりによる取り組みが多くの地域で行われているが,どのようなことが地域の安心・不安に対して影響しているのかは明らかとなっていない.そこで本研究では,主に防犯に着目して,岡山市内の犯罪発生や交通事故が比較的多い特徴を持つ住宅地を対象にしたアンケート調査の結果を用いて,「街路空間の特徴」に対する防犯の安心・不安感や,地域住民の地域との繋がりとして「地域との関わり」や「地域内活動への参加」を把握し,それらが生活道路における防犯の安心・不安感へ与える影響を明らかにした.その結果,防犯上で安心なまちを創るには,ソフト面では衆人環視の確保や地域住民の地域に対する評価・印象を向上させることが有効であり,ハード面では道路環境や沿道施設を充実させることが有効であることが示唆された.

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参考文献 (1)*注記

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