北海道での廃食用油バイオディーゼル燃料生産の社会的便益と政策的含意  [in Japanese] Social benefits of biodiesel fuel production in Hokkaido using waste cooking oil and policy implications  [in Japanese]

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Abstract

再生可能エネルギーによる,気候変動緩和,地域のエネルギーアクセス,地域の経済開発等に対する貢献が示される中で,バイオエネルギーは大きな注目を集めてきた(Intergovernmental Panel on Climate Chang)。特に,廃食用油(waste cooking oil: WCO)を原料としたバイオディーゼル燃料(biodiesel fuel: BDF)(以下,WCO-BDFという)は,相対的に有望なバイオエネルギーであると示唆されてきた。なお,ここで,BDFとは,WCO,菜種のバージンオイル,ひまわり油,大豆油,コーン油などの生物由来の油から作られる,ディーゼル燃料の代替燃料である。ただし,一般に,廃棄物由来のバイオエネルギーでは,資源量の制約が顕著であり,とりわけ日本のようにリサイクルが進んでいる地域では,資源を簡単に大量に収集することは難しく,小規模生産となる可能性がある。WCO-BDF生産に関しては,日本では多くの製造工場が立地しており,北海道では,36市町村53か所でBDFが製造されているが,いずれも小規模のBDF生産であり,最大規模の生産でも1,000t/年規模である(北海道環境生活部環境局循環型社会推進課)。小規模生産である場合,一般的にプラントの経済性は悪く,補助金が無ければ私企業として生産を経済的に成り立たせることができない可能性がある(Apostolakou et al. )。

Journal

  • 食農資源経済論集

    食農資源経済論集 66(1), 73-83, 2015-07

    食農資源経済学会

Keywords

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    40020564681
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12352962
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    0388-8363
  • NDL Article ID
    026687517
  • NDL Call No.
    Z18-97
  • Data Source
    NDL  JASI 
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