The extraction of green tea components by the rapid increasing-decreasing pressure method and antioxidative activity and stability of the extracts

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  • 急速加減圧抽出法による緑茶有用性成分の抽出とその抗酸化活性・保存性評価
  • キュウソク カゲンアツ チュウシュツホウ ニ ヨル リョクチャ ユウヨウセイ セイブン ノ チュウシュツ ト ソノ コウサンカ カッセイ ・ ホゾンセイ ヒョウカ

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Abstract

食品素材から有用成分を効率的に抽出する方法を確立することを目的として,水流による圧力差を利用した急速加減圧抽出装置を開発し,緑茶に含まれる有用成分の抽出を行った。その結果,室温(20~25℃),短時間(15分)で緑茶からカテキン,カフェイン,アミノ酸をはじめ,脂溶性のクロロフィルやα-トコフェロールが効率よく抽出されることが判明した。また,エタノール濃度が60%以上の抽出液では高い抗酸化活性が確認された。3か月の保存試験の結果,クロロフィルについては減少したが,カテキン,カフェイン,アミノ酸についてはあまり変化がみられなかった。したがって,本装置にて抽出した緑茶有用成分は,色の保持については課題が残ったものの,機能性成分は十分保持されており,本抽出法は食品素材から機能性成分の抽出に適した方法であることが示唆された。

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