書誌事項
- タイトル別名
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- ROTATING FLUID EXPERIMENT WITH BOTTOM SUBJECTED TO HEATED AND COOLED
- テイメン ノ カネツ オヨビ レイキャク オ トモナウ カイテン スイソウ ジッケン ニ ヨル ケイアツ フアンテイハ ノ サイゲン
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抄録
中緯度地域における大気の振る舞いは,偏西風の蛇行及び高低気圧の移動によって大きく影響を受け,これは傾圧不安定波として解釈される.代表的な傾圧不安定波の室内実験手法としてFultzやHideが提唱した回転水槽実験が挙げられるが,本研究では底面から温度差を与える条件にて実験を行った.この条件では,地球における極域の流れの観察が可能であり,また傾圧不安定波の蛇行の振幅も制限されない.この手法を用いて実験を行ったところ,波数4-6程度の波動が観察され,流れ場は時間とともに動的に変化した.水槽の中心付近の渦度と東西(周方向)流速との間には,時間とともに同期する関係が見られた.
収録刊行物
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- 土木学会論文集G(環境)
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土木学会論文集G(環境) 71 (5), I_289-I_294, 2015
公益社団法人 土木学会