書誌事項
- タイトル別名
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- Q-U オ モチイタ コウトウ センモン ガクコウセイ ノ ガッコウ セイカツ イヨク ガ ガッキュウ マンゾクド ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
本研究の目的は,高専生に高校用Q-Uが適応できることを論理的に示し,高専の学級経営に役立つ知見を得ることである。本研究では,異なる2高専の659名に対して高校用Q-Uを実施した。その結果,女子学生の方が男子学生より「学校生活意欲尺度」の「教員との関係」の得点が高く,「学級満足度尺度」の「被侵害得点」が低かった。「学校生活意欲尺度」の5因子を独立変数とし,「学級満足度尺度」の2因子を従属変数として,重回帰分析を実施したところ,「承認得点」には「学級との関係」が正の影響を及ぼしており,「被侵害得点」には「友人との関係」が負の影響を及ぼしていた。高専の学級経営においても,学級適応を上げるためには,学生間のリレーションへの介入が有効であることが確かめられた。
収録刊行物
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- 学級経営心理学研究
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学級経営心理学研究 5 (0), 9-18, 2016
日本学級経営心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287142243728384
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- NII論文ID
- 130007983316
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- ISSN
- 21868751
- 24349062
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- HANDLE
- 2065/00064113
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- NDL書誌ID
- 027141642
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可