遺伝的アルゴリズムと粒子群最適化法を用いた実測水位に基づく分布型流出・洪水追跡のパラメータ最適化法

• 重枝 未玲

  九州工業大学大学院 工学研究院建設社会工学研究系

• 秋山 壽一郎

  九州工業大学

• DURAN Adelaida Castillo

  九州工業大学大学院 工学府建設社会工学専攻

• 中木 翔也

  九州工業大学大学院 工学府建設社会工学専攻

• 大久保 剛貴

  九州工業大学大学院 工学府建設社会工学専攻

• 荒木 佑仁

  九州工業大学 工学部建設社会工学科

書誌事項

タイトル別名

• OPTIMIZATION METHOD USING GENETIC ALGORITHMS AND PARTICLE SWARM OPTIMIZATION FOR PARAMETER ESTIMATION OF DISTRIBUTED RAINFALL-RUNOFF AND QUASI-2D FLOOD FLOWS MODEL
• イデンテキ アルゴリズム ト リュウシグン サイテキ カホウ オ モチイタ ジッソク スイイ ニ モトズク ブンプガタ リュウシュツ ・ コウズイ ツイセキ ノ パラメータ サイテキ カホウ

抄録

本研究は，流域と河道特性を踏まえた上で，降雨外力から河道の水位・流量ハイドログラフなどの洪水流の予測を行なうことが可能な「分布型流出・準平面2次元洪水追跡モデル」と遺伝的アルゴリズムと粒子群最適化法を用いたモデルパラメータの最適化法を構築し，仮想流域での解析結果や彦山川流域での実測値に基づき，その妥当性について検討したものである．本研究から，本最適化手法を用いた分布型流出・準平面2次元解析は，同解析のモデルパラメータを推定できること，堰周辺の流れの再現性については改善の余地が残るものの，複数の支川が合流する河川での水位ハイドログラフをある程度の精度で予測すること，などが確認された．

収録刊行物

• 土木学会論文集Ｂ１（水工学）

  土木学会論文集Ｂ１（水工学） 73 (4), I_337-I_342, 2017

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• distributed rainfall-runoff model
• quasi-2D unsteady free-surface flows simulation model
• parameter optimization
• gnetic algorithms
• particle swarm optimization
• Hikosan river

詳細情報

• CRID: 1390282680329088128
• NII論文ID: 40021162507
• NII論文ID: 130006406227
• NII書誌ID: AN10426673
• ISSN: 18808751
• ISSN: 2185467X
• ISSN: 09167374
• DOI: 10.2208/jscejhe.73.i_337
• NDL書誌ID: 028108247
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I028108247
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejhe/73/4/73_I_337/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可