適正な分流量を維持するための百間川分流部の固定堰周辺における植生管理方策の検討

• 平井 康隆

  株式会社建設技術研究所 九州支社河川部

• 前野 詩朗

  岡山大学 環境生命科学研究科

• 吉田 圭介

  岡山大学 環境生命科学研究科

• 岩城 智大

  岡山大学大学院 環境生命科学研究科

• 小川 修平

  岡山大学 環境理工学部環境デザイン工学科

• 赤穗 良輔

  岡山大学 環境生命科学研究科

書誌事項

タイトル別名

• EXAMINATION OF VEGETATION MANAGEMENT AROUND A FIXED WEIR AT THE BIFURCATION POINT OF THE HYAKKEN RIVER TO CONTROL A PROPER DIVERSION DISCHARGE
• テキセイ ナ ブンリュウリョウ オ イジ スル タメ ノ ヒャクケンガワ ブンリュウブ ノ コテイ セキ シュウヘン ニ オケル ショクセイ カンリ ホウサク ノ ケントウ

抄録

岡山市を北から南へ流れる旭川の放水路である百間川の改修が河川整備計画の下で実施されてきた．分流地点では固定越流堰の建設が進められ，2019年に完成する予定である．しかし，旭川は河道の樹林化が激しい河川であるため，分流堰周辺の植生が繁茂すると計画規模の洪水が来襲した場合に計画の分流量を超える可能性があることが懸念される．そこで本研究では，植生の抵抗を考慮した平面二次元流況解析を用いて，管理ゾーンを分けて適正な分流量を得るための植生管理方法を検討した．その結果，管理ゾーンごとに管理すべき植生高の基準を提案した．

収録刊行物

• 土木学会論文集Ｂ１（水工学）

  土木学会論文集Ｂ１（水工学） 73 (4), I_1081-I_1086, 2017

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• vegetation management
• fixed weir
• diversion discharge
• 2D flow analysis
• Asahi River

詳細情報

• CRID: 1390001205351823104
• NII論文ID: 40021163985
• NII論文ID: 130006406142
• NII書誌ID: AN10426673
• ISSN: 18808751
• ISSN: 2185467X
• ISSN: 09167374
• DOI: 10.2208/jscejhe.73.i_1081
• NDL書誌ID: 028110900
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I028110900
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejhe/73/4/73_I_1081/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可