公的機関による地代水準提示の意義に関する一考察 : 新潟県村上市の参考賃借料制度を対象として  [in Japanese] A Study on the Making Guidelines of Farmland Rent Levels by a Local Government : Focusing on Murakami City of Niigata Prefecture  [in Japanese]

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Abstract

2009年の標準小作料制度廃止後,円滑な地代交渉を行うために,公的機関(農業委員会や市町村など)が先導して,従来の標準小作料に変わる参考賃借料を算定・公表している地域がある。本稿では,その中でも2014年産米価格の下落を受けて参考賃借料制度を導入した新潟県村上市を対象に,当制度の導入に至る過程および公的機関の果たした役割について考察した。村上市において当制度が導入された要因としては,(1)地代負担が過重だったこと,(2)特に深刻な地域で制度導入の実績をつくり,それを他地域に波及したこと,(3)行政による支援があったことが明らかとなった。また,当参考賃借料制度の導入の効果については,地代の低下と,地代の統一による担い手間の借地交換や畦畔除去による圃場大区画化が確認された。

Journal

  • 農村研究 = Journal of rural community studies

    農村研究 = Journal of rural community studies (124), 23-35, 2017-03

    東京農業大学農業経済学会

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    40021177357
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00202024
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    0388-8533
  • NDL Article ID
    028140486
  • NDL Call No.
    Z18-420
  • Data Source
    NDL  JASI 
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