高等学校におけるネットいじめの実態に関する実証的研究

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タイトル別名
  • コウトウ ガッコウ ニ オケル ネット イジメ ノ ジッタイ ニ カンスル ジッショウテキ ケンキュウ
  • An Empirical Study of Realities of cyberbullying in high schools

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抄録

いじめの定義が当時の文部省(現:文部科学省)によって明らかにされてから 30年以上経過したが,いまだその認知数は高い水準を示している。2013(平成 25)年に「いじめ防止対策推進法」が公布されたが,全国各地からいじめが原因と考えられる事件が報道されている。とりわけ,ネットを介したいじめトラブルは近年耳にする機会が増えている。本論文では,まずいじめ問題がどのように論じられてきたのか,その変遷を概観し,いじめの今日的特質は何かについて考察する。また,現実世界でのいじめ(リアルいじめ)と相関関係の強いネットいじめについても言及しながら,2015年から継続して調査を行っている高等学校3校を対象として,ネットいじめがどのように変化しているのかを明らかにし,いじめの抑止に向けて,地域社会や学校,親が向き合わなければならない問題は何かについても論じてみたい。

ネットいじめ

経年変化

進学校と多様校の違い

identifier:SK002500008916

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