黒毛和種繁殖雌牛に対する暖地型イネ科牧草ディジットグラストランスバーラ (<i>Digitaria eriantha</i> Steud. cv. Transvala)乾草の飼料特性

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  • 屋良 朝宣
    琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター
  • 石田 千華
    琉球大学農学部
  • 波平 知之
    琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター
  • 村田 正将
    琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター
  • 上原 一郎
    琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター
  • 玉城 政信
    琉球大学農学部

書誌事項

タイトル別名
  • Feeding values of Digitgrass Transvala hay by Breeding Japanese Black Cow
  • 黒毛和種繁殖雌牛に対する暖地型イネ科牧草ディジットグラストランスバーラ(Digitaria eriantha Steud.cv.Transvala)乾草の飼料特性
  • クロゲワシュ ハンショク メウシ ニ タイスル ダンチガタ イネカ ボクソウ ディジットグラストランスバーラ(Digitaria eriantha Steud.cv.Transvala)ホシクサ ノ シリョウ トクセイ

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抄録

<p>沖縄県内における肉用牛の主な自給粗飼料である暖地型イネ科牧草のディジットグラストランスバーラの大家畜への利用性を確認するために,トランスバーラ乾草と輸入エンバク乾草を黒毛和種繁殖成雌牛にそれぞれ乾物給与量の50%を給与し,乾物摂取量,粗タンパク質摂取量,体重等を比較検討した.乾物摂取量ではトランスバーラ乾草が3.63±0.17 kg DM/日,エンバク乾草が3.66±0.09 kg DM/日とほぼ同じ値で,有意差は認められないが,粗タンパク質摂取量はトランスバーラ乾草が0.23±0.01 kg DM/日とエンバク乾草の0.17±0.00 kg DM/日より有意に多かった(p < 0.01).体重,体高および胸囲の増減について有意差が認められないことから,トランスバーラは沖縄県内における黒毛和種繁殖成雌牛の粗飼料として有用であることが示された.</p>

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