書誌事項
- タイトル別名
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- FUTURE PROJECTION OF STORM SURGE HEIGHT AT THREE MAJOR BAYS IN JAPAN USING MAXIMUM POTENTIAL INTENSITY OF TYPHOON IN WESTERN NORTH PACIFIC
- ホクセイ タイヘイヨウ ノ タイフウ ノ サイダイ センザイ キョウド オ モチイタ 3ダイワン ニ オケル タカシオ ヘンサ ノ ショウライ ヘンカ ヨソク
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抄録
台風の最大潜在強度(MPI)の理論に基づき,気候値から高潮偏差までをシームレスに推定する手法を開発し,気候的最大高潮偏差(MPSSH)の将来変化予測を行った.本手法をCMIP5および大規模アンサンブル気候実験d4PDFの2種類の気候予測結果に適用した結果,高潮偏差予測に対する大気の安定性の影響が明らかになった.特に,SST 変化に対するMPSSH変化の感度は,三大湾の台風シーズン平均で約0.12 m/°Cとなり,SSTの昇温のみを考慮した場合の1/10程度の値となった.また,将来MPSSHは平均および分散ともに大きく増加することが見込まれ,特に9月に大きくなり,その変化量はRCPシナリオが高位になるほど大きくなることがわかった.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_619-I_624, 2018
公益社団法人 土木学会