膜タンパク質とタンパク質品質管理機構

• 板倉 英祐

  千葉大学大学院理学研究院生物学研究部門

書誌事項

タイトル別名

• Membrane proteins and protein quality control systems
• マク タンパクシツ ト タンパクシツ ヒンシツ カンリ キコウ

抄録

細胞内は親水性の細胞質基質と疎水性の細胞膜から構成される．膜タンパク質はその名のとおり，膜内に高疎水性ドメインが挿入されて膜上で機能するタンパク質である．親水性の細胞質内で合成され，高疎水性ドメインを持つ膜タンパク質が疎水性の膜に挿入されるという非常に繁雑でかつリスクを伴う過程を，細胞はどのように達成しているのだろうか？　本稿では膜タンパク質の挿入経路と品質管理システム，さらにオートファジーにおける膜タンパク質の関わりも含めて概説する．

収録刊行物

• 生化学

  生化学 90 (6), 781-790, 2018-12-25

  公益社団法人日本生化学会

詳細情報

• CRID: 1390564238059648768
• NII論文ID: 40021783093
• NII書誌ID: AN00126072
• DOI: 10.14952/seikagaku.2018.900781
• NDL書誌ID: 029458029
• ISSN: 00371017
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I029458029
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2019140518
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可