文化財建造物の公共交通アクセシビリティに関する研究

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  • ブンカザイ ケンゾウブツ ノ コウキョウ コウツウ アクセシビリティ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

改正文化財保護法が成立し、文化財の活用による地域振興の気運が高まりつつある。そのような中、本稿では公共交通アクセシビリティ指標の検討と最新の駅・バス停データの整備を行った上で、南大阪・紀北地域を対象に、GISを用いて国指定等文化財建造物(国宝・重要文化財・登録有形文化財の建造物)の公共交通アクセシビリティを時代別・市町村別・ランク別に分析した。その結果、対象文化財の公共交通アクセシビリティは時代を遡るほど下がる傾向にあり、その傾向は文化財としての価値の大小に関わらないことが明らかとなった。これらの結果から、交通政策を含む分野間連携の必要性を提言した。

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