古典的アプローチに基づくコンクリートの水分組成表現

書誌事項

タイトル別名
  • Mathematical Expressions of Compositions Water in Concrete due to a Classical Approach
  • コテンテキ アプローチ ニ モトズク コンクリート ノ スイブン ソセイ ヒョウゲン

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抄録

<p>T.C.Powersはセメント硬化体の水分状態に関して物理的・化学的に系統立った研究を展開した研究者である。水和反応進行にともなった水分組成の変化を表現する数理モデルは1940年代中期にPowersらによって定式化されて以降,複数回レビューされており,その知見が重要であることがうかがえる。Powersらの取り組みでは硬化セメントペーストを対象として水分組成が整理されており,材料内水分を「化学的結合水」,「毛細管水」,「ゲル水」の3つの組成として取り扱っている。本稿では,そのコンセプトをリファーするとともに,コンクリートに拡張したモデルとして表現する。</p>

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 57 (4), 256-260, 2019

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

参考文献 (5)*注記

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