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- 仲井眞 建一
- 立教大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Medoruma Shun's “<i>Omokage to tsurete</i>” (With the vestiges): 〈Listening〉to the Memory of Light
- 目取真俊「面影と連れて(うむかじとぅちりてぃ)」論 : 「光」の記憶を〈聴く〉
- モクシュシンシュン 「 オモカゲ ト ツレテ(ウム カジトゥチリティ)」 ロン : 「 ヒカリ 」 ノ キオク オ 〈 キク 〉
- ――「光」の記憶を〈聴く〉――
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抄録
<p>本論はテクストの〈聴く〉という態度に注目し、考察をすすめる。そのために、まず不可避的に暴力の可能性を呼び込む身体を、写真と相似的な関係にあるものとし、施される解釈を問題化した。語り手の「うち」が被った、対象を鋳型に嵌め込むような暴力の残酷さを明らかにしていく。そのうえで〈聴く〉態度が今ここにない不在の他者を受容する行為であると論じる。一見受動的である、それが、〈語り〉を招き入れるきっかけとなり、他者が現れる要件となる。以上を踏まえた上で、〈聴く〉相手を必然的に要求する「うち」の〈語り〉が、〈聴く〉ことに頼ってしか示すことのできない「面影」、死者たちのイメージを立ち上げると結論する。</p>
収録刊行物
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- 日本近代文学
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日本近代文学 100 (0), 63-77, 2019-05-15
日本近代文学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250111387392
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- NII論文ID
- 130007843412
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- NII書誌ID
- AN00353904
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- ISSN
- 24241482
- 05493749
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- NDL書誌ID
- 029747513
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可