ディジタルタイプ -文字情報処理基盤の今とこれから-:1.UDフォント -ディジタル時代と社会が生んだタイプフェース-

書誌事項

タイトル別名
  • UDフォント : ディジタル時代と社会が生んだタイプフェース
  • UD フォント : ディジタル ジダイ ト シャカイ ガ ウンダ タイプフェース
  • Digital Type - The Present and the Future of Infrastructures for Textual Information Processing -:1. UD Font - Typeface Brought by the Digital Age and Society -

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抄録

「見やすい文字」がコンセプトのUDフォントは,イワタとパナソニックが2004年から2006年にかけて共同開発し世界で初めて市販化したものだ.発売して間もなく様々な製品に用いられ,いまやUDフォントを見ない日はないほど広まっている.これほどまでに世の中に受け入れられたのは,「見やすい文字」が世の中のニーズに合致したからにほかならない.その背景には電化製品の小型化と多機能化による表示文字の小サイズ化,そして社会の高齢化があった.発売して10年以上経った今でもUDフォントの様々なバリエーションが登場するなど進化を続けており,今後ますます我々にとって身近な存在になっていくことが予想される.

収録刊行物

  • 情報処理

    情報処理 60 (11), 1070-1075, 2019-10-15

    東京 : 情報処理学会 ; 1960-

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