中心地体系動態論の展開をめぐって

• 田端 幸朋

  東海大学

書誌事項

タイトル別名

• Dynamic evolution of the central place system
• チュウシンチ タイケイ ドウタイロン ノ テンカイ オ メグッテ

抄録

クリスタラ－の中心地理論の三原理相関に基づく空間構造形成論については，その論理的な妥当性の論証は十分ではなく，歴史的，実証的研究が必要とされる． これまでの中心地体系の動態研究は分析手法の精緻化が図られ，日本における中心地体系変容の歴史的過程を明らかにしてきた． しかし，そこでは中心地体系内の中位，下位階層の地域をめぐる「都市と農村」の関係を踏まえた実体的な把握，三原理相関に基づく構造変容の様態分析が今後の課題として残されている．

収録刊行物

• 都市地理学

  都市地理学 15 (0), 47-58, 2020-03-15

  日本都市地理学会

キーワード

• 中心地理論
• 動態
• 中位中心地
• 都市と農村
• 三原理

詳細情報

• CRID: 1390007593520785280
• NII論文ID: 130008074806
• NII書誌ID: AA12476874
• DOI: 10.32245/urbangeography.15.0_47
• ISSN: 24345377
• ISSN: 18809499
• NDL書誌ID: 030484509
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I030484509
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可