起立・着座動作における加速度センサを用いた 3軸方向評価の有用性

  • 嶋村 剛史
    公立玉名中央病院 リハビリテーションセンター
  • 加藤 浩
    九州看護福祉大学大学院 看護福祉学研究科 健康支援科学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Validity of Triaxial Evaluation Using an Accelerometer in Sit-to-Stand Motion
  • キリツ ・ チャクザ ドウサ ニ オケル カソクド センサ オ モチイタ 3ジク ホウコウ ヒョウカ ノ ユウヨウセイ

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抄録

<p>〔目的〕起立・着座動作における3軸方向の運動学的変化を加速度センサがどの程度正確に推定できるか検討することを目的とした.〔対象と方法〕対象は健常男性17名,マーカを貼付した加速度センサを装着し,動作を同時に計測した.加速度センサの傾きを補正した鉛直・前後方向の加速度データと三次元動作解析装置から算出した加速度データを比較した.信頼性と類似性の検討には,それぞれ級内相関係数(ICC)と相互相関係数(CC)を用いた.〔結果〕ICCは左右0.33,鉛直0.49,前後0.58であった.CCは鉛直・前後方向において,補正後CCが有意に高い波形の類似性を示した.〔結語〕加速度センサは,起立・着座動作の鉛直,前後方向の客観的評価として有用である.</p>

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