書誌事項
- タイトル別名
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- Multivariate Beveridge-Nelson Decomposition of I(1) and I(2) Series with Cointegration
- I(1)ト I(2)ガ コンザイ スル キョウワ ブン ジケイレツ ノ タヘンリョウ Beveridge-Nelson ブンカイ
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抄録
多変量Beveridge Nelson (B N) 分解は,複数のI(1) 時系列を同時に確率的トレンドとギャップに分解する手法である。しかし実質GDP を含むマクロ経済時系列に多変量B N 分解を単純に適用すると,米国以外のデータでは,しばしば発散する不自然なGDP ギャップが得られる。他方で近年のマクロ経済学の標準的な理論における動学的IS 曲線では,実質GDP 成長率と実質利子率の和分次数は等しいとされる。したがって実質利子率がI(1) なら実質GDP 成長率もI(1) なので,実質GDP の対数値はI(2) となり,さらに実質GDP 成長率と実質利子率は共和分時系列となる。本論文はI(1) とI(2) が混在する共和分時系列に多変量B N 分解を拡張する。応用例として日本のインフレ率・実質利子率・失業率・実質GDP の確率的トレンドとギャップを同時に推定する。確率的トレンドは自然率とも解釈できる。
本研究はJSPS科研費JP16K03605の助成を受けたものです。
収録刊行物
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- 甲南経済学論集 = Konan economic papers
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甲南経済学論集 = Konan economic papers 60 (3・4), 1-14, 2020-03-20
甲南大学経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649703725696
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- NII論文ID
- 120006812486
- 40022371355
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- NII書誌ID
- AN00084529
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- ISSN
- 04524187
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- NDL書誌ID
- 030679612
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN