書誌事項
- タイトル別名
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- The relationship between daylight-induced melanopic illuminance and sky conditions based on MEL ratios
- メラノピック ショウド ヒリツ ニ モトズク チュウコウ ニヨル メラノピック ショウド ト テンクウ ジョウケン ノ ソウゴ カンケイ
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抄録
執務環境の多様化に伴い,執務者のWell-beingの向上が重要視され,オフィスにおける光環境の再検討が活発化している.特に執務者の睡眠の質に影響を与える,新たな光の評価指標であるメラノピック照度が注目されている.メラノピック照度は,通常分光放射照度計を用いて計測を行うが,種々の物理的要因からオフィスにおける多点計測には不向きである.また,オフィスの光環境は人工光と自然光が混在し,昼光の分光分布は時刻や天候など様々な要因によって変動する.本研究では,昼光の分光分布の変動要因として天空条件に着目し,様々な条件下におけるメラノピック照度と照度の関係を分析・定量化することで,照度によるメラノピック照度の簡易推定手法を提案する.検証結果により,MEL比率に影響する昼光の分光分布の変動要因は,天空条件として天候や時刻,太陽方位であると示した.
収録刊行物
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- 同志社大学ハリス理化学研究報告
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同志社大学ハリス理化学研究報告 61 (3), 138-142, 2020-10-31
同志社大学ハリス理化学研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699893260672
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- NII論文ID
- 120006896430
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- NII書誌ID
- AA12716107
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- NDL書誌ID
- 030725771
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- ISSN
- 21895937
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可