地域在住高齢者に対するストレッチング日誌を活用した高齢運動 ボランティアによる指導の効果

  • 城寳 佳也
    筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻:〒305‐8574 茨城県つくば市天王台1‐1‐1
  • 薛 載勲
    筑波大学テーラーメイドQOL プログラム開発研究センター
  • 井上 大樹
    筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻:〒305‐8574 茨城県つくば市天王台1‐1‐1
  • 佐藤 文音
    高知大学地域協働学部
  • 藤井 啓介
    関西医療大学保健医療学部作業療法学科
  • 大藏 倫博
    筑波大学テーラーメイドQOL プログラム開発研究センター 筑波大学体育系

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of static stretching guidance given by older exercise volunteers together with the use of diaries among community-dwelling older adults
  • 地域在住高齢者に対するストレッチング日誌を活用した高齢運動ボランティアによる指導の効果 : ランダム化比較試験
  • チイキ ザイジュウ コウレイシャ ニ タイスル ストレッチング ニッシ オ カツヨウ シタ コウレイ ウンドウ ボランティア ニ ヨル シドウ ノ コウカ : ランダムカ ヒカク シケン
  • : a randomized controlled trial
  • ~ランダム化比較試験~

この論文をさがす

抄録

<p>【目的】高齢運動ボランティアによる日誌を用いたスタティックストレッチング指導が,地域在住高齢者のストレッチング実践頻度と柔軟性に及ぼす効果について,ランダム化比較試験を用いて明らかにした。【対象と方法】高齢者75名を,日誌を用いたストレッチング指導を行う「教室+日誌群」,ストレッチング指導のみを行う「教室群」,日誌配布のみを行う「日誌群」の3群に無作為に割り付け,高齢運動ボランティアが週1回(60分)の教室を8週間実施した。主な評価指標はストレッチング実践頻度と柔軟性とした。【結果】「教室+日誌群」と「日誌群」では,「教室群」と比較して,ストレッチング実践頻度が有意に増加していた。柔軟性は,有意な交互作用は認めず,全ての群で下肢伸展挙上可動域が増加し,足関節可動域が減少していた。【結論】日誌の利用は高齢運動ボランティアの指導の有無にかかわらず,ストレッチング実践頻度の増加に有用である可能性が示された。</p>

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ