公債市場補完制度の運用に関する小江戸川越を起点とした財政論

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タイトル別名
  • Public Policy by the Complement System of Public Bond Market from Coedo-Kawagoe with Activity
  • コウサイ シジョウ ホカン セイド ノ ウンヨウ ニ カンスル ショウエド カワゴエ オ キテン ト シタ ザイセイロン

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抄録

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裁量的な新規株式公開市場である指定アドバイザー制度、およびその取引参加者において流通をはかる市場関係者地域通貨の導入によって公債市場補完制度が成立することを提案し、運用においては小江戸川越を起点として推進する財政論を展開する。 川越市の財政力指数は0.97(令和元年度)であり、およそ自立都市としての地位を確立している。歴史的に水運によって小江戸川越と江戸・東京は緊密な結びつきがあり、文化的な面においても影響しあい発展してきている。現在、東京が、国際金融都市としての地位を確かにしてゆく方針が必要な局面において、小江戸川越が起点となって市場関係者地域通貨の導入を推進してゆき、地方財政によって日本地域の人材育成を充実させ国民・住民の担税力強化を図ることによって、国家財政を補完する役割を担うことができる。 所得連動型給付金、コロナ債などのソーシャルボンドの仕組みが提唱されるなか、公的部門の負債性を膨張させないよう、株式会社制度に基づく資本性を伴う財源確保の方法を提唱している。

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