Bibliographic Information
- Other Title
-
- ダイガク ニュウガク キョウツウ テスト ニ オケル ダンカイ ヒョウジ ノ テイキョウ カイシ ニ ソナエテ
Search this article
Abstract
<p>大学入試の合否判定では,ボーダーライン近傍に受験生が多数密集しており,1点の差で合否が決まることも多く,「1点刻み」の客観性にとらわれ過ぎであるとの批判が幾度となく繰り返されてきた。 これへの解決策として段階表示が提案されており,2014年12月の中教審答申にも盛り込まれている。 しかし,入学定員の厳格化の下,選抜試験である大学入試において,段階表示を用いた試験成績の評価・導入は容易ではない。このような状況の中,2021年1月に実施される大学入学共通テストでは素点に加えて段階表示の成績も提供されることが決まっており,各大学の個別選抜における多様な評価方法の導入を促進する観点から段階表示の利用が望まれている。そこで来年からの導入に先立ち,今後の検討に資するために本学の一般選抜における入試成績の分布状況や合否入れ替わり率の現状を把握した。また,大学入試センター試験の科目ごとの成績分布を合格者群と不合格者群に分離して調べ, 1次試験成績を圧縮して利用している本学における段階表示の利用の可能性を探った。</p>
Journal
-
- The Journal of University Admissions Research
-
The Journal of University Admissions Research 31 (0), 239-244, 2021
National Center for University Entrance Examinations
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390297372147252480
-
- NII Article ID
- 40022532435
-
- NII Book ID
- AN1039204X
-
- ISSN
- 21876762
- 13482629
-
- NDL BIB ID
- 031377685
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- Abstract License Flag
- Allowed