入学者選抜の効果検証の在り方に関する考察

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  • ニュウガクシャ センバツ ノ コウカ ケンショウ ノ アリカタ ニ カンスル コウサツ

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Abstract

<p>個別選抜において新しい制度を導入したり,評価方法を改善した場合,想定していた課題が解決されたのか,期待される効果がもたらされたのかなど,改革や改善の目的に沿った検証が求められる。これまでも各大学において様々な検証が実施されており,多くの検証事例が報告されてきた。しかし,個別選抜における効果検証に取り組むうえで,大学の個別性を超えた“あるべき効果検証”の考え方が存在するわけではない。 そこで本研究は,これまで報告されてきた様々な検証事例の分析を踏まえ,高大接続改革として進められている多面的・総合的評価の導入を中心とした入試改革の効果検証について,“あるべき効果検証”とは何かについて考察した。その中で特に重視した考え方は,2020年に指針として示された教学マネジメントの中で,アドミッション・ポリシーの妥当性を議論し,教育システムの内部質保証のプロセスの一環として効果検証を位置づけるというものである。</p>

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