茶の間に鳴り響くジャズ : 1960年代における渡辺プロダクションの展開

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  • チャノマ ニ ナリヒビク ジャズ : 1960ネンダイ ニ オケル ワタナベ プロダクション ノ テンカイ
  • Jazz in Japanese Living Rooms : The Watanabe Productions Company in the 1960s

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Abstract

本論文は、1960年代の渡辺プロダクションを対象として、戦後日本におけるメディア再編と芸能プロダクションの形成過程を考察するものである。本論文では、音楽を媒介するテクノロジー、プロダクション、オーディエンスの3者の関係に目配りをしながら、戦後日本におけるテクノロジーの再編(第2節)、オーディエンスとしての家族(第3節)、テレビのなかで新たに生み出された「国民的」な音楽文化(第4節)について考察する。これにより、戦後日本社会において、子どもや家庭を通じて西洋の衝撃が共有され、ローカルな文化が生成していったことを解明する。

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