腹部超音波検査手技遠隔トレーニングの試み

  • 谷 修介
    大阪市立大学大学院医学研究科総合医学教育学 株式会社京都科学
  • 打田 佐和子
    大阪市立大学大学院医学研究科肝胆膵病態内科学
  • 元山 宏行
    大阪市立大学大学院医学研究科肝胆膵病態内科学
  • 奥 幸子
    大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンター
  • 冨永 法子
    大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンター
  • 栩野 吉弘
    大阪市立大学大学院医学研究科総合医学教育学 大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンター
  • 河田 則文
    大阪市立大学大学院医学研究科肝胆膵病態内科学
  • 首藤 太一
    大阪市立大学大学院医学研究科総合医学教育学 大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンター

書誌事項

タイトル別名
  • Abdominal ultrasonography training seminar using by remoted WEB system
  • 腹部超音波検査手技遠隔トレーニングの試み : 新型コロナウイルス感染症をきっかけとして
  • フクブ チョウオンパ ケンサ シュギ エンカク トレーニング ノ ココロミ : シンガタ コロナウイルス カンセンショウ オ キッカケ ト シテ
  • 新型コロナウイルス感染症をきっかけとして

この論文をさがす

抄録

大阪市立大学医学部附属病院では、これまで腹部超音波検査(Ultrasonography;US)手技トレーニングを対面で実施してきた。今回、新型コロナウイルス感染症をきっかけに、受講者(初期臨床研修医)と指導者が、遠隔でリアルタイムに US 手技トレーニングを実施することとし、課題画像を対面時の 10 種類から 13 種類に増補して講習会を開催し、全受講者(5 名)が課題画像の描出に成功した。US 手技遠隔トレーニングは、感染症の流行下においても実施が可能であるだけでなく、1)遠隔地でのトレーニングを可能とし、2)1 度に複数名の指導が実現できるため、医療手技教育の発展に有効な手段であることが示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ