テニスン研究 : ヴィクトリア朝期・時代代弁者としての詩人論
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Bibliographic Information
- Title
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テニスン研究 : ヴィクトリア朝期・時代代弁者としての詩人論
- Author
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西前, 美巳, 1931-
- Author(Another name)
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ニシマエ, ヨシミ
- University
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広島大学
- Types of degree
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学術博士
- Grant ID
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乙第2016号
- Degree year
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1990-06-27
Note and Description
博士論文
Table of Contents
- はじめに/p6 (8コマ目)
- 第1部 青春期の詩人と初期詩集の概観 (16コマ目)
- 第1章 ヴィクトリア朝初期における社会思潮の特質とその文学の概観/p15 (17コマ目)
- 第2章『二人の兄弟詩集』Poems by Two Brothers論―'juvenilia'としての魅力/p29 (31コマ目)
- 第3章「ティムバクトゥー」'Timbuctoo'論―大学総長牌懸賞詩最優秀作/p32 (34コマ目)
- 第4章 『詩集,主として抒情作品』 Poems,Chiefly Lyrical論 ―ケンブリッジ時代の青春譜/p36 (38コマ目)
- 第5章『1832年詩集』Poems, 1832論―テニスン詩の本領を示す佳品誕生/p48 (50コマ目)
- 第6章『1842年詩集』Poems,1842論―テニスン芸術の一つの完成/p56 (58コマ目)
- 第2部 初期主要作品研究 (80コマ目)
- 第1章「マリアナ」'Mariana'論(『詩集、主として抒情作品』から)―来ぬ人を待ち続ける姿に具現された女の性の詩/p79 (81コマ目)
- 第2章「シャロット姫」'The Lady of Shalott'論(『1832年詩集』から)―象徴詩の先駆的詩風を彷彿させる珠玉詩編/p118 (120コマ目)
- 第3章「イノーニー」'Oenone'論(『1832年詩集』から)―叙事に託して女の真情を吐露した抒情詩/p151 (153コマ目)
- 第4章「芸術の王宮」'The Palace of Art' 論(『1832年詩集』から)―ことばの綴れ織り錦で光るアレゴリーの名篇/p183 (185コマ目)
- 第5章「安逸の人々」'The Lotos-Eaters' 論(『1832年詩集』から)―審美的隠遁を見事にうたいあげた韻律美の白眉/p229 (231コマ目)
- 第6章「ユリシーズ」'Ulysses'論(『1842年詩集』から)―雄渾な趣を湛えた画期的な「劇的独白」/p252 (254コマ目)
- 第3部 中期主要詩篇『イン・メモリアム』―英文学史上、最長・最大のエレジー (287コマ目)
- 第1章 ヴィクトリア朝中期における社会思潮の特質とその文学の概観/p286 (288コマ目)
- 第2章『イン・メモリアム』研究序説/p303 (305コマ目)
- 第3章 対照詩篇ーその考察と鑑賞/p314 (316コマ目)
- はじめに/p314 (316コマ目)
- 第1節 亡き友の「暗き家」の前にたたずみて/p314 (316コマ目)
- 第2節 憂愁の木、水松の古木に想う/p321 (323コマ目)
- 第3節 「静かなる絶望」と「狂おしき不安」/p324 (326コマ目)
- 第4節 クリスマスをめぐる三つの断章/p334 (336コマ目)
- 第5節 春をめぐる三つの断章/p347 (349コマ目)
- 第6節 亡き友の命日に偲ぶ/p357 (359コマ目)
- 第7節 結語として ーテニスン的表現技法の特質/p366 (368コマ目)
- 第4章 自然描写の特質/p370 (372コマ目)
- 第5章 比喩表現を読むーそのイメジャリーの特質をめぐって/p376 (378コマ目)
- 第6章「愛の諸相/p419 (421コマ目)
- 第7章 20世紀における『イン・メモリアム』批評史概観/p443 (445コマ目)
- はじめに/p443 (445コマ目)
- 第1節 1900-1980(80年間)における主導的、指標的研究・批評概観/p444 (446コマ目)
- 第2節 1960-1980(20年間)における主要単行書概観/p450 (452コマ目)
- 第3節 1950-1980(30年間)における主要論文概観/p458 (460コマ目)
- 第4節 初歩的、入門的研究書概観/p462 (464コマ目)
- 第4部 中期主要詩篇『モード』―非テニスン的悲恋のモノドラマ (466コマ目)
- 第1章『モード』研究序説/p465 (467コマ目)
- 第2章 愛誦抒情詩篇-その考察と鑑賞/p491 (493コマ目)
- はじめに/p491 (493コマ目)
- 第1節『モード』第1部から/p492 (494コマ目)
- 第2節『モード』第2部及び第3部から/p521 (523コマ目)
- 第3章 イメジャリー その1一色彩、明暗、光など/p534 (536コマ目)
- 第4章 イメジャリー その2-動物、宝石、花、音、香りなど/p565 (567コマ目)
- 第5章 テニスンのカタルシスー『モード』における自伝的要素/p595 (597コマ目)
- 第6章『モード』の今日的評価・再考-クリミア戦争と文学/p610 (612コマ目)
- 第5部 後期主要詩篇『国王牧歌』 (626コマ目)
- 第1章 ヴィクトリア朝後期における社会思潮の特質とその文学の概観/p625 (627コマ目)
- 第2章『国王牧歌』研究序説/p636 (638コマ目)
- 第3章「アーサーの来臨」'The Coming of Arthur' 論―Frame-Idyllsとしての視点より/p650 (652コマ目)
- 第4章「ラーンスロットとエレイン」'Lancelot and Elaine' 論―嫉妬と純愛の物語/p680 (682コマ目)
- 第5章「ギネビア」'Guinevere'論―王妃ギネビアの開眼/p743 (745コマ目)
- 第6章「アーサーの死」'The Passing of Arthur' 論―再び、Frame-Idyllsとしての視点より/p769 (771コマ目)
- 第7章『国王牧歌』における色彩のイメジャリー―「赤」と「白」を中心に/p802 (804コマ目)
- 第8章 第1節 英文学におけるアーサー王文学の系譜・概観/p815 (817コマ目)
- 第2節 ヴィクトリア朝期におけるアーサー王文学・絵画テニスン/p821 (823コマ目)
- あとがき/p835 (837コマ目)
- Selected Bibliography/p838 (840コマ目)