拘禁処遇の理論と実践
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著者
書誌事項
- タイトル
-
拘禁処遇の理論と実践
- 著者名
-
柳本, 正春, 1930-
- 著者別名
-
ヤナギモト, マサハル
- 学位授与大学
-
中央大学
- 取得学位
-
法学博士
- 学位授与番号
-
乙第136号
- 学位授与年月日
-
1990-11-16
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次/p1 (3コマ目)
- 第一章 犯罪者像の変遷と処遇理論の展開/p1 (6コマ目)
- 一 古代社会―犯罪者はタブー侵犯者/p1 (6コマ目)
- 二 国家の発生と発展―犯罪者は奴隷･物なみ/p3 (7コマ目)
- 三 改善主義の芽生え―犯罪者は不信心者/p6 (9コマ目)
- 四 平等主義と刑罰の個別化―犯罪者も人/p9 (10コマ目)
- 五 改言主義の発展―犯罪者は改善すべきもの/p11 (11コマ目)
- 六 改善主義への反省ー犯罪者の改善は困難/p15 (13コマ目)
- 七 将来への展望―犯罪は普通の市民/p19 (15コマ目)
- 第二章 刑事施設の誕生と発展/p27 (19コマ目)
- 一 刑罰と奴隷/p27 (19コマ目)
- 二 懲役の慨念/p29 (20コマ目)
- 三 拘禁(監獄)刑の誕生/p32 (22コマ目)
- 四 少年施設の誕生/p35 (23コマ目)
- 五 拘禁施設改良の歩み/p38 (25コマ目)
- 六 施設外処遇の誕生/p43 (27コマ目)
- 七 わが国における沿革/p45 (28コマ目)
- 第三章 刑事施設の社会的機能/p47 (29コマ目)
- 一 成人施設の社会的機能/p47 (29コマ目)
- 二 少年施設の社会的機能/p53 (32コマ目)
- 三 機能遂行の枠組(一)―人道主義/p57 (34コマ目)
- 四 機能遂行の枠組(二)―科学主義/p59 (35コマ目)
- 五 機能遂行の枠組(三)―費用効果の原則/p63 (37コマ目)
- 六 施設管理の形態/p66 (39コマ目)
- 第四章 分類処遇の展開/p71 (41コマ目)
- 一 受刑者分類の歩み/p71 (41コマ目)
- 二 科学的分類の誕生/p74 (43コマ目)
- 三 現代的分類の意義/p75 (43コマ目)
- 四 収容分類と処遇分類/p77 (44コマ目)
- 五 分類処遇のプロセス/p83 (47コマ目)
- 六 処遇の科学化/p87 (49コマ目)
- 七 分類処遇の問題点/p90 (51コマ目)
- 第五章 矯正的処遇/p97 (54コマ目)
- 一 処遇の個別化/p97 (54コマ目)
- 二 定時的施設内処遇/p99 (55コマ目)
- 三 ｢処遇｣プログラム/p106 (59コマ目)
- 四 矯正的プログラムの処遇上の位置/p109 (60コマ目)
- 第六章 刑務作業の機能/p114 (63コマ目)
- 一 労働力の需要と刑罰の形態/p114 (63コマ目)
- 二 受刑者に対する効用―社会復帰的効用/p118 (65コマ目)
- 三 管理運営に対する効用―規律維持的効用/p121 (66コマ目)
- 四 国家経済に対する効用―財形的効用/p123 (67コマ目)
- 五 作業機能の調和/p125 (68コマ目)
- 六 刑務的作業の法理/p130 (71コマ目)
- 第七章 施設内処遇の社会化/p134 (73コマ目)
- 一 処遇の社会化とは/p134 (73コマ目)
- 二 社会化の内容/p136 (74コマ目)
- 三 解放処遇/p140 (76コマ目)
- 四 中間処遇/p145 (78コマ目)
- 五 中間処遇･開放処遇の効用/p151 (81コマ目)
- 六 中間処遇･開放処遇の問題点/p153 (82コマ目)
- 七 公衆の参加/p158 (85コマ目)
- 八 あとがき/p162 (87コマ目)
- 第八章 犯罪者処遇の効果測定/p164 (88コマ目)
- 一 刑事司法とリサーチ/p164 (88コマ目)
- 二 回帰分析―予測研究/p168 (90コマ目)
- 三 制禦的実験/p178 (95コマ目)
- 四 効果測定の必要条件/p187 (99コマ目)
- 五 研究の成果/p191 (101コマ目)
- 六 再犯率数字の効用/p199 (105コマ目)
- 七 リサーチと政策/p205 (108コマ目)
- 第九章 行刑処遇モデル論と実務家の選択/p210 (111コマ目)
- 一 外来思想の消化/p210 (111コマ目)
- 二 モデル論/p212 (112コマ目)
- 三 行刑処遇のモデル論/p216 (114コマ目)
- 四 改善モデルに内包する問題点/p221 (116コマ目)
- 五 改善モデルに対する批判と新しい思想/p223 (117コマ目)
- 六 社会的背景とモデル論/p227 (119コマ目)
- 七 官僚組織とモデル論/p231 (121コマ目)
- 八 改善モデルの行方/p235 (123コマ目)
- 九 実務家の選択/p239 (125コマ目)
- 一〇 かしこい選択/p242 (127コマ目)
- 第十章 刑事施設内処遇のモデル/p244 (128コマ目)
- 一 何故改善できないのか/p244 (128コマ目)
- 二 改善主義の効用/p246 (129コマ目)
- 三 ｢法治モデル｣(ジャスティス･モデル)/p248 (130コマ目)
- 四 収容者は正常か/p254 (133コマ目)
- 五 収容者は市民か/p260 (136コマ目)
- 六 収容の｢時｣は何か/p263 (137コマ目)
- 七 ｢市民化モデル｣/p265 (138コマ目)
- 八 ｢市民化モデル｣の問題点/p267 (139コマ目)
- 九 時計の振子/p272 (142コマ目)
- 第十一章 刑事施設の運営/p275 (143コマ目)
- 一 刑罰諸機能の再認識/p275 (143コマ目)
- 二 刑事施設の機能/p284 (148コマ目)
- 三 運営指針の基礎/p288 (150コマ目)
- 四 現実的運営指針/p296 (154コマ目)
- 資料/p301 (156コマ目)
- 第一章 矯正的プログラムの有効度/p301 (156コマ目)
- 一 拘禁すべきか/p302 (157コマ目)
- 二 長期拘禁すべきか/p306 (159コマ目)
- 三 所内で何かやるべきか/p309 (160コマ目)
- 四 釈放後の密度の高い観察か/p316 (164コマ目)
- 五 公式に緩和措置を採るべきか/p320 (166コマ目)
- 六 むすび/p321 (166コマ目)
- 第二章 受刑者の処遇―一実務家の感想/p324 (168コマ目)
- 一 はしがき/p324 (168コマ目)
- 二 行刑の問題点/p325 (168コマ目)
- 三 累進制度の廃止に伴う諸問題/p326 (169コマ目)
- 四 処遇の充実/p330 (171コマ目)
- 五 改正後に予想される問題/p333 (172コマ目)
- 六 改正後の刑務所の姿/p336 (174コマ目)
- 七 行刑実務への理解を求めて/p338 (175コマ目)
- 八 おわりに/p340 (176コマ目)
- 第三章 英米における外部通勤制度/p342 (177コマ目)
- 一 はしがき/p342 (177コマ目)
- 二 世界の現状/p343 (177コマ目)
- 三 制度の類型/p344 (178コマ目)
- 四 通勤刑/p345 (178コマ目)
- 五 半自由処遇/p348 (180コマ目)
- 六 混合型/p351 (181コマ目)
- 七 制度の効果/p353 (182コマ目)
- 第四章 善事制度/p358 (185コマ目)
- 一 善事制度とは/p358 (185コマ目)
- 二 米国の善事制度/p359 (185コマ目)
- 三 比国の善事制度/p369 (190コマ目)
- 四 英国制度/p372 (192コマ目)
- 五 善事制度の効用/p373 (192コマ目)
- 六 善事制度の欠点/p378 (195コマ目)