ドイツ内部監査の史的発展と理論的展開に関する研究
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著者
書誌事項
- タイトル
-
ドイツ内部監査の史的発展と理論的展開に関する研究
- 著者名
-
津田, 秀雄, 1943-
- 著者別名
-
ツダ, ヒデオ
- 学位授与大学
-
神戸大学
- 取得学位
-
経営学博士
- 学位授与番号
-
乙第1589号
- 学位授与年月日
-
1991-10-09
注記・抄録
博士論文
目次
- 目次 / (0003.jp2)
- 序章 内部監査の概念 / p1 (0008.jp2)
- 第I部 ドイツ内部監査制度の生成と展開 / (0010.jp2)
- 第1章 ドイツ企業における内部監査制度の生成 / (0011.jp2)
- 第1節 ドイツ企業における会社企業の生成 / p7 (0011.jp2)
- 第2節 大ラーフェンスブルク会社におげる萠芽的内部監査制度の形成 / p8 (0012.jp2)
- 第3節 フッガー家における生成期の内部監査制度 / p13 (0014.jp2)
- (1) フッガー家の時代 / p13 (0014.jp2)
- (2) フッガー家の企業形態 / p14 (0015.jp2)
- (3) フッガー家における内部監査の実践 / p15 (0015.jp2)
- 第4節 自由職業人としての監査人の存在 / p19 (0017.jp2)
- 第2章 ドイツ企業における近代内部監査制度の成長 / (0022.jp2)
- 第1節 職業監査人による内部監査から自家内部監査へ / p28 (0022.jp2)
- 第2節 フリードリッヒ・クルップ商会における所有者型内部監査制度 / p29 (0022.jp2)
- (1) フリードリッヒ・クルップ商会の沿革 / p29 (0022.jp2)
- (2) フリードリッヒ・クルップの経営管理思想と「会計監査室設置要項」の制定 / p30 (0023.jp2)
- (3) フリードリッヒ・クルップ商会「会計監査室設置要項」の内容 / p34 (0025.jp2)
- (4) フリードリッヒ・クルップ商会における監査結果の処置方法 / p36 (0026.jp2)
- (5) フリードリッヒ・クルップ商会における内部監査制度の史的意義 / p37 (0026.jp2)
- (6) フリードリッヒ・クルップ商会「会計監査室設置要項」 / p38 (0027.jp2)
- 第3節 ゲオルク・フォン・ギーシェ相続人鉱業会社における所有者型内部監査制度 / p41 (0028.jp2)
- (1)ゲオルク・フォン・ギーシェ相続人鉱業会社の沿革 / p41 (0028.jp2)
- (2)ゲオルク・フォン・ギーシェ相続人鉱業会社における内部監査制度 / p42 (0029.jp2)
- 第3章 ドイツ企業における現代内部監査制度の展開 / (0033.jp2)
- 第1節 1930年代の自家監査論とその実践-経営者型内部監査の登場- / p50 (0033.jp2)
- 第2節 ドイツ内部監査における組織監査思考の変容 / p55 (0035.jp2)
- 第3節 アメリカ業務監査概念の導入とそのドイツ的受容 / p57 (0036.jp2)
- 第4節 ドイツ的業務監査概念としてのシステム監査概念の展開 / p61 (0038.jp2)
- 第5節 システム監査の三要素と監査の構造的類型化 / p65 (0040.jp2)
- 第6節 システム監査と組織管理的任務 / p68 (0042.jp2)
- 第7節 むすび / p70 (0043.jp2)
- 第II部 ドイツ現代内部監査の理論的フレームワーク / (0046.jp2)
- 第4章 内部監査の基本的性格 / (0047.jp2)
- 第1節 経営管理と内部監査 / p79 (0047.jp2)
- 第2節 内部監査の本質と機能的限界 / p80 (0048.jp2)
- 第3節 内部監査のメルクマ―ル / p85 (0050.jp2)
- (1) 独立性と客観性 / p86 (0051.jp2)
- (2) 無命令権 / p94 (0055.jp2)
- (3) 無制約な情報収集権 / p95 (0055.jp2)
- (4) 消極的情報権 / p96 (0056.jp2)
- 第4節 現代内部監査制度とその類型 / p97 (0056.jp2)
- 第5章 内部監査とコントロールの概念区分 / (0059.jp2)
- 第1節 RevisionとPrüfung / p103 (0059.jp2)
- 第2節 監査のメルクマールとしての独立性 / p105 (0060.jp2)
- 第3節 内部監査とコントロ―ルの対象 / p107 (0061.jp2)
- 第4節 むすび / p111 (0063.jp2)
- 第6章 内部監査部門と組織管理的任務 / (0064.jp2)
- 第1節 業務監査についての理解 / p113 (0064.jp2)
- 第2節 業務監査の突施と組織部門 / p114 (0065.jp2)
- 第3節 業務監査概念拡大への動向 / p116 (0066.jp2)
- 第4節 むすび / p117 (0066.jp2)
- 第7章 内部監査のサイバネティクス的理解 / (0067.jp2)
- 第1節 経営経済的監査制度とサイバネティクス / p119 (0067.jp2)
- 第2節 サイバネティクス的制御過程と内部監査 / p120 (0068.jp2)
- 第3節 適切な管理量の探求 / p122 (0069.jp2)
- 第4節 制御量,管理量,差異の測定 / p126 (0071.jp2)
- 第5節 むすびに代えて / p128 (0072.jp2)
- 第8章 内部監査における測定と監査規準の形成 / (0072.jp2)
- 第1節 監査上の比較行為と測定の概念 / p129 (0072.jp2)
- 第2節 直接的差異測定 / p130 (0073.jp2)
- (1) 発散スカラ / p131 (0073.jp2)
- (2) 順位スカラ / p132 (0074.jp2)
- (3) 間隔スカラ / p133 (0074.jp2)
- 第3節 間接的差異測定 / p134 (0075.jp2)
- 第4節 差異についての判断 / p138 (0077.jp2)
- 第5節 むすび / p139 (0077.jp2)
- 第III部 ドイツ現代内部監査の実践的フレームワーク / (0078.jp2)
- 第9章 内部監査部門の組織形態 / (0079.jp2)
- 第1節 はじめに / p143 (0079.jp2)
- 第2節 監査専門の子会社形態 / p145 (0080.jp2)
- 第3節 コンツェルン監査本部形態 / p146 (0081.jp2)
- 第4節 コンツェルン監査本部と個別内部監査部門の併存形態 / p148 (0082.jp2)
- 第5節 わが国への適用可能性 / p149 (0082.jp2)
- 第10章 内部監査部門の人的組織構造 / (0084.jp2)
- 第1節 実態調査の概要 / p152 (0084.jp2)
- 第2節 内部監査部門の経営組織上の位置 / p155 (0085.jp2)
- 第3節 内部監査部門の人的規模 / p156 (0086.jp2)
- 第4節 内部監査人の地位と人的体制 / p159 (0087.jp2)
- 第5節 内部監査部門のオーソリティとパワー / p162 (0089.jp2)
- 第11章 組織監査の概念と実施方法 / (0090.jp2)
- 第1節 はじめに / p165 (0090.jp2)
- 第2節 組織監査の任務と範囲 / p166 (0091.jp2)
- 第3節 組織監査の実施 / p168 (0092.jp2)
- (1) 現実状態の理解 / p168 (0092.jp2)
- (2) 規範状態の形態 / p170 (0093.jp2)
- (3) 差異の評定 / p172 (0094.jp2)
- 第4節 ÖPWZ研究報告の検討 / p173 (0094.jp2)
- 第5節 むすび / p175 (0095.jp2)
- 第12章 内部監査活動における心理学的アプローチ / (0096.jp2)
- 第1節 はじめに / p177 (0096.jp2)
- 第2節 「監査心理学」の目的と対象 / p178 (0097.jp2)
- 第3節 現実状態の理解と内部監査人の行動 / p179 (0097.jp2)
- (1) 第一印象 / p180 (0098.jp2)
- (2)第一印象の修正 / p181 (0098.jp2)
- 第4節 誤った行動の発見と内部監査人の行動 / p182 (0099.jp2)
- 第5節 助言・勧告内容への拒絶反応の存在と内部監査人の行動 / p184 (0100.jp2)
- (1)拒絶反応の原因の認識 / p185 (0100.jp2)
- (2)拒絶反応の克服 / p186 (0101.jp2)
- 第6節 むすび / p186 (0101.jp2)
- 第13章 不正行為摘発の内部監査 / (0102.jp2)
- 第1節 監査目的としての不正行為の摘発 / p188 (0102.jp2)
- 第2節 不正行為による損失の類型 / p189 (0102.jp2)
- 第3節 不正行為の形態 / p190 (0103.jp2)
- 第4節 不正行為の実行の可能性と動機 / p191 (0103.jp2)
- 第5節 不正行為の隠蔽方法 / p192 (0104.jp2)
- 第6節 不正行為摘発監査の任務と実施方法 / p193 (0104.jp2)
- (1)不正行為摘発監査の任務 / p193 (0104.jp2)
- (2)不正行為摘発監査の実施方法 / p194 (0105.jp2)
- 第7節 むすび / p195 (0105.jp2)
- 第14章 内部監査と外部監査の協調 / (0107.jp2)
- 第1節 内部監査人と外部監査人の協調の必要性 / p199 (0107.jp2)
- 第2節 専門意見書(1934年第6号)における見解 / p201 (0108.jp2)
- 第3節 「協同監査原則注解」における見解 / p204 (0110.jp2)
- 第4節 年度決算書に関する任意監査と内部監査との協同監査 / p210 (0113.jp2)
- 第5節 特別強制監査と内部監査との協同監査 / p211 (0113.jp2)
- 第6節 委託内部監査と自主内部監査との協同監査 / p215 (0115.jp2)
- 第7節 むすび / p216 (0116.jp2)
- 補論 ドイツ監査役制度の源流 / (0118.jp2)
- 第1節 監査役制度の萌芽的形成 / p221 (0118.jp2)
- 第2節 イギVスにおける監査役制度の成立 / p223 (0119.jp2)
- 第3節 19世紀前半のドイツ企業における管理役制度 / p227 (0121.jp2)
- 第4節 ドイツ企業における監査役制度の成立 / p231 (0123.jp2)
- 第5節 監査役監査と内部監査の関連 / p235 (0125.jp2)